
「プログラミング広場」は、楽しく創り考え抜く仲間が集う教室です。
日本や世界で登場する新しいしくみやサービスの多くがソフトウェア(プログラミング)をキーテクノロジーとして実現されている今日、そのしくみを作り上げるプログラミングの学習は世界でもトレンドとなっています。英語同様、プログラミングは世界の共通言語となり誰もが学ぶ必須スキルとなる、というお話も10年後には現実となっているのかもしれません。将来に備え、プログラミングを学問と括り「学ぶ」という視点からプログラミング技術を学習する、というアプローチも必要と思います。
一方で、プログラミングには、間違える、間違いを探す、考える、ひらめく、試す、わかるといった小さな成功体験を何度も味わえる楽しい部分もあるのをご存知でしょうか。難解なパズルを解いていくあの感覚です。
「学ぶ」という視点も大切ですが、プログラミングとの出会いなら「楽しむ」ほうがちょっと素敵かなと思いました。
そんな考えから、私たちはプログラミングを小さな成功体験に繰り返し出会える創造的な取り組み、と位置付け「エンジョイ」という視点でプログラミングの楽しさを伝える工夫をしています。
楽しくプログラミングできる場所、プログラミングを楽しむ仲間が集う場所、プログラミング広場はそんな教室を目指しています。
伝え方
子どもたちが楽しみながらプログラミングと向き合える時間となるよう以下の心得をスタッフの間で共有しています。
伝える機会を均等に
特定のお子様だけに時間を費やす状況とならないよう、スタッフで分担しできるだけ均等な時間で接するよう心掛けます。
お子様ごとの対応を
たくさんヒントが欲しい、かまって欲しいお子様もいれば、自分で考えたい、自分はこうしたいと考えるお子様もいます。どうすればプログラミングを楽しめるのかを考え、お子様ごとにマッチした対応となるよう心掛けます。
考えるのが苦手
考えましょう、と伝えても、集中できず考えることに飽きてしまうお子様もいらっしゃいます。何をどう考えればいいのか、考えることの一歩一歩を話して、考えてわかることの楽しさが伝わるよう心掛けます。
連絡ノート「ステップイン」
当教室では、お子さまごとの学習の節目に、連絡ノート「ステップイン」を発信しています。

連絡ノートのタイトル「ステップイン」は、プログラマーが自らが書いたプログラムが意図したとおりに出来上がっているか調べるとき(デバッグするとき)、プログラムを1行単位で実行しながら確かめるデバッグ手法の呼び名で、一歩一歩でよいのでプログラミングを楽しんで欲しいという想いから連絡ノートの名称としました。
連絡ノート「ステップイン」は、学習の振り返り、学習の様子、今後の学習方向といった括りで、保護者の皆さまが気になる、教室でのお子さまのご様子をお伝えすることを目的とした、講師からご家庭へのお手紙です。
特に学習の様子については、毎回、以下のキーワードからお子さまごとにひとつを選んで、そのキーワードの視点で講師からみたお子さまの変化の具合をお伝えするようにしています。
- プログラミング知識
- 表現力
- 創造力
- 学ぼうとする意欲
- ものづくりの意欲
- やり遂げる粘り強さ
- 数量的な感覚
- 論理的思考
- 計画実行力
- 協調性
- 言葉の理解
- 言葉を使う力
発表の機会「プレゼン」
当教室では、発表の機会「プレゼン」の時間を設けています。

エンジョイプログラミング講座ベーシックカテゴリ以上でプログラミング中のお子さまには、プログラミングで一定の成果が出ると、本人の意思を確認のうえ、その成果をクラスの子どもたちと共有する、発表の機会「プレゼン」の時間を設けています。
発表の機会「プレゼン」は、準備の過程や発表そのものに、プログラミングとは異なる以下の効果が期待できると考えており、当教室ではその機会を積極的に設けていく方針です。
- 成果を自分自身で整理する機会となる
- 成果をわかり易く伝えるためにはどうすればよいか工夫できる
- 人に見て貰うことで最後まで完成を目指す動機付けとなる
- 人に見て貰うことで完成度を高められる
- 聴き手にとってはプログラミングのヒントを得る場となる
- 聴き手にとってはひとつの目標となる