
特長
JavaScript(ジャバスクリプト)という名のプログラミング言語があります。
一般にはあまり知られてないこのJavaScript、実はインターネットを前提とした様々なしくみのなかでも特に欠くことのできない基本技術のひとつです。
インターネット技術をベースとした様々なサービスがJavaScriptで書かれたプログラムによって実現されていることご存知でしたか?誰もが一度は使ったことがある地図サービスGoogleマップもJavaScriptなしには動きません。動きのあるホームページやWeb技術をベースとしたシステムも必ずどこかでJavaScriptが使われています。皆さんがスマホを操作するだけで、実はJavaScriptで書かれたコードが何度も実行されていたりするのです。
JavaScript入門教室は、そんなインターネットサービスの陰の功労者JavaScriptを使って、Web技術と共に本格的なプログラミングを基礎から学ぶプログラミング教室です。
変数、配列、演算子、条件式、制御構文、関数などのJavaScriptの基本はもちろん、JavaScriptを学ぶときに避けて通れないWeb基本技術HTML、CSS、Canvasなどについても最低限の学習をします。また、JavaScriptというプログラミング言語の学習だけでなく、プログラムのミスを探して修正するデバッグの方法や、コードを書くためのプログラミング用テキストエディタの使い方なども学習していきます。
これらの学習成果をもとに、インターネットを閲覧するブラウザソフト上で動作するゲーム作りをつうじて、プログラミング~テスト~デバッグという実際のプログラミング開発サイクルに近い形でプログラミングを学んでいきます。
プログラミング学習環境
JavaScript入門教室では、プログラミング言語の学習はもちろんのこと、本格的なプログラミングスタイルを学ぶことも目的としているため、学習環境も実際のプログラマーが使うツールを使って学習を進めます。
コードを書くためのテキストエディタは、近年、プログラマーのあいだでも評価の高い、Visual Studio Code(ビジュアルスタジオコード)を使います。また、書いたJavaScriptのコードの実行環境としてGoogle Chrome(クローム)、デバッグ環境としてChromeデベロッパー・ツールを使っていきます。いずれも、実際のプログラマーが、日常の仕事の中で使っているツールです。簡単ではありませんが、本格的なプログラミングを学ぶためには、プロが使うツールを使っていくこと自体に価値があると考えています。
学習のしかた
JavaScript入門教室は、小人数の受講者を一人の講師が担当して進行する集合学習スタイルです。論理と実践を繰り返しながら、学習していくスタイルの教材を使って、JavaScriptとは?からスタートし、JavaScriptというプログラミング言語の背景も確認しながら、言語仕様を学び、実際にサンプルコードを書いて実行することを繰り返しながらプログラムの動きを学習していきます。毎回、一定量の宿題が出る、ご家庭でも学習を進めることを前提とした学習スタイルとなっています。
カリキュラム
第1回 | はじめに |
---|---|
第2回 | 学習環境学習に使うもの ファイルシステム HTML/CSS プログラムの動かし方 |
第3回 | JavaScriptとは? |
第4回 | 変数 コメント |
第5回 | 演算子 |
第6回 | 式 |
第7回 | 文 |
第8回 | 条件式 |
第9回 | 配列 |
第10回 | 関数 |
第11回 | デバッグ |
第12回 | DOM操作 |
第13回 | オブジェクト操作 |
第14回 | 組み込みオブジェクト |
第15回 | JSON記法 |
第16回 | Canvas |
第17回 | シンプルゲーム |
第18回 | スクロールゲーム |
第19回 | マインスイーパー |
第20回 | ブロック崩し |
第21回 | テトリス |
第22回 | オリジナルゲーム |